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不可解! 南バンコク刑事裁判所、故意に起こした死亡事故の容疑者インド系タイ人男性に保釈を許可。
- 2025/1/23
- 事件(タイローカル)
南バンコク刑事裁判所は1月22日、インド系タイ人男性セリ・セッティナムウォン容疑者(30歳)に対し、保釈を許可しました
同容疑者は21日、バンコクのナナ地区付近で発生した交通事故で故意にバイクに衝突し、ライダーの死亡を引き起こした疑いで逮捕されていました。
裁判所は、ルンピニ警察署が提出した取り調べのための拘留延長申請を却下したため、セリ容疑者は60万バーツの現金保証金を支払い、保釈が認められました。
条件として、電子監視装置(EM)を装着し、裁判所の許可なしにタイ王国を離れないことが義務付けられています。
事件の経緯
セリ容疑者は、リッティサック氏のバイクに衝突し、補償についての話し合いを拒否したとされています。
その後、リッティサック氏がセリの車を追跡し進路を塞いだ際、セリは車から降りてライダーを攻撃したとされています。
その後、逃走を図る中で再びバイクに衝突し、リッティサック氏が街灯にぶつかり、致命傷を負ったとされています。
警察はセリの24時間の拘留期限が切れた後も引き続き拘留するよう裁判所に求めましたが、裁判所はこれを却下しました。警察は罪の重大性からセリが逃亡する可能性を理由に保釈に反対していました。
セリには「計画的殺人」および「無謀運転」の容疑がかけられています。
一説には、容疑者の父親は長年ナナ周辺で、テーラーを営んでいるお金持ちとのことで、公正な裁判が開かれるかと市民から懸念されています。