警察官もやれやれ。友人を告発しにきたパタヤのオキャマちゃん。薬物所持で逆逮捕も署内で大暴れ。

1月10日の21時46分、パタヤ・バンラムン警察署にナッタポンさん(31歳)が駆け込み、親友にバイクの鍵を盗まれたと訴えてきました。

警察がナッタポンさんに事情を聞いている間、彼はスマートフォンを取り出し、大声で騒ぎ立てたり、あたかもライブ配信をしているかのような振る舞いをしていたと言います。
しかし、実際には画面は何も表示されていませんでした。

警察官は彼の様子から薬物に酔っているのではないかと疑い、取り調べを受けることになりました。

当初は被害者として警察に訴えてにきたナッタポンさんは、突如として容疑者に転じたのです。
彼は14袋、総重量10.56グラム以上のアイス(覚せい剤)を警察に見せ、「本物のアイスかどうかを確認してほしい」と言い出しました。
さらに、アイスの新しい使用方法について説明し始め、違法性を認めつつも「自分は警察官の息子だから誰も捕まえられない」と豪語したと言います

彼はオンライン賭博サイトを運営しており、バイクの鍵を盗んだとされる親友もその共同経営者でした。
ナッタポンさんは、見つかったアイスは自分で使用するために購入したもので、販売目的ではないと説明しました。

その後、鍵を盗んだとされる友人「ティエン」から電話がかかり、2人は激しく口論していました。
ナッタポンさんは警察官に向かってお経を読み始め、警察官たちに列を正すよう命じ、従わなければ警察署全体を移転させるとまで言い出しました。

この一連の騒動により、警察官たちは頭を抱える事態となりました。

その後、バイクタクシー運転手のポンテープさん(62歳)が、ナッタポンさんからの未払い運賃200バーツを取り立てに警察署を訪れました。
運転手は、乗客が薬物を所持して逮捕されたことを知らずに訪れていました。
警察が事情を説明すると、運転手は乗車中からナッタポンさんの様子に異常を感じていたことを明かしています。

その後の捜査で、ナッタポンさんのバッグから追加の証拠品としてインスリン注射器13本(新しい状態)や現金5,300バーツ、デビットカード5枚、宝くじ8枚、携帯電話1台、そしてお経の本1冊が見つかりました。

警察はこれらの証拠を基にナッタポンさんを逮捕し、法的手続きを進めているとのことです。

だみだこりゃ。

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