バンコク都、2025年1月23日の平等婚登録サービスを開始に大規模イベント。ギネスに挑戦?!
- 2025/1/9
- バンコクとその近郊
バンコク都庁(BMA)は、2024年9月24日に官報に掲載された「平等婚法」に基づき、2025年1月23日から平等な結婚登録サービスを提供する準備を進めています。
これまで、バンコクでは年間約4万件の結婚登録が行われていました。
平等婚サービスの試行期間中に164組のカップルが模擬登録に参加し、法律の施行とともに正式に登録する意向を示しました。
スムーズな実施のため、2025年1月4日にバンコク市庁では、公務員向けの研修会が開催されています。
バンコク都知事のチャチャート氏は、都の執行チームおよび主要な関係者と共にこの歴史的な変革の準備について話し合いました。
この法律は、年齢要件(18歳以上、特定の場合は裁判所の許可が必要)や、精神的能力、親族関係、既存の婚姻に関する制限を含む、結婚登録の明確なガイドラインを確立しています。
初日の大規模イベント
2025年1月23日、Naruemit Prideとそのネットワークパートナーは、バンコク都庁と協力し、タイ全土のLGBTQIAN+カップルを対象とした歴史的な大規模結婚登録イベントを開催します。
全国で1,000組以上のカップルの登録を目指し、ギネス世界記録に挑戦します。
バンコクのメインイベントはサイアムパラゴンの5階、パラゴンホールで8:00から19:00まで開催されます。
また、全国878の地区とバンコク50の地区がLGBTQIAN+カップルの登録に対応します。
結婚登録手続き
登録には、以下の書類が必要です:
・タイ国民の場合:国民IDカードまたはThaiDアプリによる身分証明
・タイ国民と外国人の場合:タイ国民のIDカードまたはThaiDによる証明、外国人のパスポートおよび未婚証明書
・外国人同士の場合:パスポートおよび未婚証明書
18歳の未成年者が登録する場合、保護者の書面による同意が必要です。
また、婚前契約書の提出が必要な場合もあります。
外国語の書類はタイ語に翻訳し、外務省領事部で認証を受ける必要があります。
申請者はフォームKor.Ror.1を提出し、登録官が法的要件に基づいて適格性を確認します。
その後、登録簿に申請者、同意者(該当する場合)、証人が署名し、情報の正確性を確認後、登録官が記録に署名し、コンピュータシステムに入力します。
手続きは通常20〜30分程度で完了します。
結婚登録は無料ですが、登録事務所外での登録には200バーツの手数料がかかり、登録官の移動手段を提供する必要があるとのことです。