タクシン「黒人は真っ黒で鼻ぺチャでもモデルで稼いでいる」発言。ぺ首相「全然差別してな~い」

親子で受け継いだのは、失言の遺伝子かもしれません。

1月7日、タイ政府庁舎で、ペトンタン首相は、父であるタクシンが、チェンライ県の地方選挙演説で人種差別的な発言をしたとしてアフリカの人々に謝罪すべきだと、スワン議員が首相に謝罪を促すよう求めた件について質問されると、首相は「タクシンが本当に差別したのか」と驚きを示しました。

再質問すると、首相は、タクシンの発言には人種差別の意図がないと確信していると述べました。

当時、タクシンはこのように揶揄しました。
「黒人の女性モデルは非常に暗い肌を持ち、鼻が平らであっても、キャットウォークで百万円以上の報酬を得ている女性もいる。タイの女性たちも鼻整形などをせずに国際的なファッションモデルとしてプロモーションされるべきだ」
と語りました。

これは機会の提供として意図したものであり、差別的な意味はないと説明しました。

首相は、「タクシン氏は他国を侮辱するような人ではなく、各国にはそれぞれの美しさがある」と述べ、韓国や日本の例を挙げてそれぞれの美しさを尊重する意図を強調しました。
また、タクシンと話し合いをしており、差別的な意図がないことは確認済みであるため、特別に注意を促す必要はないと答えています。

これが差別的でないとするならば、あまりにも国際感覚がなさすぎて、人格にかけるものがあると批評せねばならないでしょう。
それを擁護するのに、韓国や日本の美的感覚を例にあげるとは、火に油をそそぐようなもの。
まるで我々が、国際的な美意識は持ち合わせておらず、独自の価値観のみで判断しているかのようです。

いやほんと、この親子はコメントにセンスがなさすぎるというか、表に出してはいけない方々ですね。

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