タイ人と同じものを食べれても偉くありませんよ。豚の血や生肉にご用心、年間22名以上が死亡しています。

タイ人が食べているもの同じものを全て食べれると言っても、それは決して偉いことではありません!
タイ人も多くの人が死んでます。

1月6日、ナコンラチャシーマーの疾病管理局のタウィチャイ局長は、年末年始の祝祭期間中に豚肉の生食が流行し、耳が聞こえなくなる病気の患者や死亡者が増加していることを発表しました。

この病気は、他の生肉料理を食べることでもリスクがあります。

耳が聞こえなくなる病気は、豚レンサ球菌(Streptococcus suis)という細菌が原因で、豚の呼吸器や血液に存在します。
この細菌は、以下の2つの方法で感染します。

・生肉や半生の豚肉、血液を摂取する。
・感染した豚の肉、内臓、血液に触れること。細菌は傷口や眼粘膜を通して体内に入り、感染します。

2024年1月1日から2025年1月2日までの約1年間、イサーン地方だけで197人が感染し、22人が死亡しています。
県別の詳細は以下の通りです。

・ナコンラチャシマー県:120人が感染、10人が死亡
・チャイヤプーム県:37人が感染、7人が死亡
・スリン県:24人が感染、3人が死亡
・ブリラム県:16人が感染、2人が死亡

この病気の主な予防方法として、タウィチャイ局長は以下を強調しています。

・豚肉や豚の血液は、少なくとも60〜70度で10分間調理してから食べること。
・肉の調理の際は、生肉を扱う器具と調理済みの肉を扱う器具を別々にすること。
・生の豚肉を食べる際には、アルコールとの併用を避けること。
・信頼できる供給元から豚肉を購入し、不明な出所の豚肉を避けること。
・生肉や血液を素手で触れないこと。特に傷がある場合は手袋を着用し、作業後は手を洗うこと。
・高熱や激しい頭痛、めまいなどの症状が現れた場合、すぐに医師の診察を受け、豚肉の生食や生肉への接触の履歴を報告すること。

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