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タイ民主党チュアン氏、タクシンとタイ政府の対応を厳しく批判。恩赦後の行動に疑問と警告。
- 2024/12/31
- タイローカルニュース
12月31日、民主党所属の比例代表議員チュアン氏は、タクシン・チナワットの行動が国家の混乱を引き起こしているとの指摘し、現政府の対応を非難しました。
同氏は、タクシン氏が8年の刑を1年に減刑されるという「極めて特別な恩赦」を受けたにもかかわらず、それを真摯に受け止めていないと指摘しました。
(しかも危篤状態ということで刑期をVIP病棟で過ごし、前代未聞の刑務所に一日も行かずに出所。)
チュアン氏は「タクシン氏の行動を許容し、彼を放置している政府の対応に疑問を抱く。
彼に与えられた恩赦は非常に稀で大きな特典だが、それに応じた行動を取るべきである。
刑期が1年に減刑されたのであれば、その期間を適切に服役すべきで、回避する方法を探すべきではない」と述べました。
さらに、この問題はタクシン個人だけでなく、それを実行に移す組織の責任にも言及しています。
また、現首相がタクシン氏の娘であることに関しては「政府は個人の利害ではなく、公正で透明な政策を基準に行動すべきだ」と強調しています。
「不公平や特別扱いを認めれば、国民が政府に対する信頼を失う危険がある」と警告しています。
もともと、タイには人を欺いてでも金銭を得たり権力を得てしまえばどうとでもなる風潮があります。
タクシンがとり続けている行動は、そのような行為を国民に推奨するものであり、それはこの国が「誠実さ」を吐き捨てる行為でもあります。
そのような国に未来がありますでしょうか。
例え、政治に疎い人地方の人間を金をばら撒いて手なづけたとしても、このようなことを推奨すれば、やがて同じような輩に取って代わられ悲惨な末路を遂げることでしょう。
しかし、その本当の被害者は、この国に住む者であることは明白です。
チュアン氏の言い分は、非常に的を得ていると思います。