タイ・ロッブリー県産の日本種メロンが大人気! 予約殺到で生産が追いつかず。

タイのロッブリー県にある「オーラパン・メロンファーム」では、日本風の甘いメロン「サンワン種」と、中国原産の「タイハオ種」の2品種を栽培しており、生産が間に合わないほど予約でいっぱいだと言います。

品種と特徴

サンワン種(Sanwan melon)
・日本スタイルの緑色ネット模様の果皮
・オレンジ色の柔らかく甘い果肉と芳醇な香り

タイハオ種(Thaihao melon)
・ゴールド色でひび割れた果皮
・オレンジ色でサクサクとした甘い果肉

農園の概要
農園では、6.5メートル×30メートルの温室を3棟運営。1棟につき350~380本のメロンを栽培可能で、80~90日のサイクルで計画的に生産しています。
年間を通じてほぼ途切れることなく市場へ出荷されるメロンは、甘さ19ブリックス以上の高品質が自慢です。

栽培環境
土の代わりに砂を使用し、根元を藁で覆うことで湿度を保持
ドリップ灌漑システムとタイマー制御で成長に適した水分を供給

無農薬の安全性
農薬不使用の100%無添加メロン

甘さと色の向上
最終2週間は「0-0-50ポリ硫酸カリウム」を使用し、甘みと色を最大化
収穫前3~5日は肥料を与えず水だけを供給し、自然な甘みを促進

収穫と販売
1本の木に複数の実がなりますが、最良の1個だけを選んで収穫します。
若い果実は料理材料としても人気で、カレーやスープ、ナンプラーとの組み合わせが楽しめます。

需要と流通
各生産サイクルで予約分が完売し、オンライン(LINEグループや公式Facebookページ)を通じて全国に販売。
販売価格
・サンワン種:1kgあたり100バーツ
・タイハオ種:1kgあたり120バーツ

配送にはタイ郵便局が協力し、新鮮なメロンを直接消費者に届けています。

農園はロッブリーのアビワ教育大学と連携し、メロンを活用した食品開発にも取り組んでいます。

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