移動遊園地の「イカ」遊具から転落した12歳少女が重傷。スタッフが安全バー施錠し忘れが原因。

ナコンラチャシーマー県パークチョン地区で行われていた冬祭りの会場で、12歳の少女が「イカ」のアトラクションから転落し、重傷を負う事故が発生しました。

事故の原因は、安全バーが施錠されていなかったことによるもので、運営者は全ての責任を負うと表明しています。

12月15日、12歳の少女がパークチョン地区の冬祭りで「イカ」という遊具に乗車中、約3メートルの高さから転落してしまいました。

この事故により、少女は肋骨1本の骨折、肺に空気が入り込む症状、さらに脊椎の2か所で骨折しており、病院に搬送されています。

事故発生の経緯
少女の姉(15歳)によりますと、6人で冬祭りを訪れ、4人でアトラクションに乗った際、運営スタッフが安全バーを施錠し忘れたことが原因でした。
遊具が動き出した直後に姉妹は「安全バーが施錠されていない」と手を挙げて叫びましたが、係員がすぐに停止することができず、遊具は2~3回回転していきました。
その後、少女は体制を保持しきれず、約3メートルの高さから転落してしまいました。

運営側の対応

遊具のオーナーであるナリベート氏が負傷者を見舞い、慰謝料を提供しました。
また、治療費を全額負担すると被害者の家族に約束しました。

医療機関の見解

病院の院長によりますと、少女は緊急手術を受け、現在は肺の空気を排出する管を装着して治療を受けているとのことです。
容体は安定しており、意思疎通も可能ですが、引き続き慎重な経過観察が必要とされています。

 

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