バンコクにあるインターナショナルスクールに爆破予告!全生徒緊急下校!その後どうなった?!

バンコクの国際学校のITスタッフが、ウソの爆破予告をしたとして逮捕されました。
調査により、雇用契約解除の可能性に対する反発から虚偽のメールを作成していたことが判明しました。

この事件は12月9日に発生しました。
バンコクのサパンスーン地区、クルンテープ・クリター通りに位置する国際学校のITスタッフであるジェサダ氏が、午前9時15分に脅迫的な内容のメールを受け取ったと報告しました。
このメールは英語で書かれ、宗教的なテーマに基づき、学校の爆破を示唆する脅迫が記されていました。

タイ警察はこの報告を受け、約970名の生徒が直ちに避難させる事態へと発展しました。
警察官や爆発物処理班(EOD)、警察犬部隊が学校施設を徹底的に捜索しましたが、90分間の捜索の結果、爆発物や不審物は発見されませんでした。

その後、警察によるさらなる捜査により、ジェサダ氏がこの脅迫を偽造していたことが明らかになりました。
取り調べの中で、彼は職を失う可能性に対する不安から虚偽のメールを作成したことを認めています。

学校のディレクターであるクリストファー氏によりますと、ジェサダ氏は、彼が管理していたコンピュータやiPadを含む約32台のIT機器が紛失した件で、調査対象となっていました。
「学校では彼の雇用状況を再評価しており、紛失した機器について彼が関与している可能性があると考えています。学校管理部は規定の懲戒手続きを進める準備をしていました」とクリストファー氏は述べています。

現在、ジェサダ氏は容疑者として警察に拘留されており、虚偽の警察報告を行った容疑で起訴されています。

事件の影響
この脅迫事件により、学校の運営に大きな混乱が生じ、当日の午後2時30分には全生徒が帰宅させられたとのことです。

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