大麻と酒に酔ったタイの警察官が銃を乱射。住民曰く「これまでもしばしば同様の騒動があった」」

チョンブリー県パタヤ近郊で12月7日午後2時30分、地元警察は、ナージョムティエン警察署に所属する警察官が空に向けて発砲しているとの通報を受けました。
この事件は、ノーンプルー地区ムー5にある雑貨店付近で発生しました。

現場では、問題の警察官が既にバイクで逃走しており、付近の店主が証言しました。

事件の発端は昼間、巡査のスントーンが雑貨店で酒を飲み、マリファナを吸引して酔っ払った状態で食事を注文した際に起こりました。
店主が彼の借金(ツケ)を理由に提供を断ると、巡査は怒りに任せて空に3発発砲し、周囲の人々を威嚇してきたと言います。
さらに「全員撃ち殺す」と言い残してバイクで逃走していきました。

その後、別の場所でもセブンイレブンの店員に酒を売るのを拒まれたことで再び発砲するなど、計6発の発砲事件を繰り返しています。

警察の対応と犯人の確保

事件後、チョンブリー県警察は緊急命令を発出し、50名以上の警官を動員して警察官の家を包囲しました。
犯人は家の中で酒を飲みながら大声を上げ、警察に対して挑発的な態度を取っていました。
説得が難航しましたが、彼の知人である警察官が近づき、隙を見て逮捕に成功します。

現場では、.357口径のリボルバーと6発の弾丸が押収されました。

地元住民の証言と過去の行動

地元住民によりますと、スントーン警察官は以前から酔って騒ぎを起こし、銃を持ち出して威嚇することがしばしば目撃されており、住民たちは常に不安を感じていましたと話しています。
過去には飲酒中に観光客に銃を突きつけた事件もありましたが、その際は弾丸が装填されていなかったため、大事には至りませんでした。

住民たちは、今回の件で警察が厳正に対処し、犯人の銃を没収することを強く望んでいます。
特に、子どもたちが遊ぶ夕方の時間帯に同様の事件が再び起きることを恐れています。

こんな警察官が、定期的に出没するのが「タイ警察」です!

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