タイの歌手ピン・チャヤダーさん、マッサージ施術後の合併症で死亡。因果関係は?

タイのルークトゥンやモーラム音楽で愛された歌手、ピン・チャヤダーさんが、ウドンターニー県で受けた3回のマッサージ施術後の合併症が原因で亡くなりました。

経緯

チャヤダーさんは10月5日、公演後に背中の痛みを和らげるため、地元のマッサージ店を訪れました。
このうち2回の施術では、首を強く揉む施術が行われましたが、症状は改善するどころか悪化したと言います。

彼女の交際相手(名前は非公開)によれば、施術後すぐに片側の身体に痺れを感じ、左腕が動かせなくなったと述べています。

その後、症状は急速に悪化し、チャヤダーさんはSNSで、「肩の痛みから始まったものが、マッサージ後に後頭部の激痛や腕の痺れ、全身のこわばりへと進行し、自力で動くこともできなくなった」と語っています。
3回目の訪問時には、マッサージ師の力が「強すぎた」ため、施術後1週間にわたり腫れや痣が残ったと告白していました。

さらに、寒気と熱、指の痺れ、体全体への麻痺感覚が広がり、最終的には血液感染症と脳の腫れと診断されました。
そして、12月8日日曜日の早朝、ICUで息を引き取ることになります。

この悲劇は、特に首に対するタイ伝統マッサージ技術の安全性についてのオンライン議論を引き起こしました。
ランシット大学教授は、首のひねりや素早い動きが、頸動脈や椎骨動脈に損傷を与え、脳卒中や麻痺を引き起こす可能性があると警告しています。

当局は、問題となったマッサージ店への認可と安全基準の遵守状況を調査する計画を発表しました。
ただし、店舗名や正確な所在地は、タイの法律に基づき調査が進むまで公開されません。

診断が血液感染症と脳の腫れとのことですが、これがタイマッサージを受けたことによって引き起こされたものなのでしょうか。
彼女のがなくなったことは非常に残念ですが、先ず死亡との因果関係を調べた方が良いのではないでしょうか。
調査能力があれば!、ですが。

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