サプライズ! ブリラム県の郡庁舎で、職員に薬物の抜き打ち検査! その結果がタイらしい!

12月2日、タイ・ブリラム県バーンマイチャイポット郡の郡庁舎で、月例会議が開催されました。
この会議にはセクサン郡長を議長とし、村長、副村長、地区医師、村長補佐らが参加しました。

会議中、セクサン郡長は突然、郡役場職員と志願兵に指示を出し、会議室を閉鎖しました。
そして、参加者全員に尿検査を実施するよう命じたのです。

この検査は「薬物問題解決のための統合作戦」の一環として行われましたと説明しています。

村長、副村長、村長補佐、地区医師らは順番に列に並び、郡保健所とバーンマイチャイポット病院の職員による薬物検査を受けました。
検査対象者は計172人。検査初日に1名が薬物陽性反応を示し、さらに5名が検査未完了のため追跡調査が進められていると伝えられています。

検査結果はバーンマイチャイポット病院に送られ、確認作業が行われています。
陽性反応が確認された者には規律処分が下されるほか、薬物リハビリプログラムに参加させる方針です。

セクサン郡長は、「今回の会議では、薬物検査を実施し、内部のクリーン化を図りました。この取り組みは内務省と政府の指針に基づいており、薬物問題に対する迅速かつ徹底的な対応を示すものです。公務員が薬物に関与しないことを証明し、地域住民に信頼を提供します」と述べました。

また、薬物に関する情報提供を住民に呼びかけ、「迅速かつ透明性のある対応を行い、地域の安全と幸福を確保していく」と強調しました。

これは非常に良い取り組みです。
まあ、事前に情報が洩れていなければ…、ですが。
陽性反応がでてしまうのがタイらしいところですが、それでも即、懲戒解雇とならないのもタイらしいですね。

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