三菱自動車ディーラー「ミツ・リパブリック」、中国系大手自動車メーカーのショールームへ事業転換。

12月1日、タイ・ランシット地区で三菱自動車の公式ディーラーを運営してきた「ミツ・リパブリック」(Mitsu Republic)社が、ディーラー事業を終了し、ショールームを他企業に賃貸する方向に転換すると発表しました。

同社の経営陣によれば、事業終了の主な理由は以下の通りです。

急速な市場変化:近年の新車販売台数が低迷しており、回復の兆しが見えない。

・EV市場の成長:電気自動車(EV)市場が急速に拡大し、業界の競争環境が変化。

・中国メーカーの参入:タイ市場に中国系自動車メーカーが多数進出し、競争が激化。

これらの要因を受け、ディーラーとしての役割を終了し、ショールームの賃貸業務に転換する方針を決定しました。すでに中国系の大手自動車メーカーがショールームの賃貸契約を結んでいると述べています。

同社は、「現在の市場状況を考慮し、ショールームの賃貸がより適切な選択肢であり、安定した収益を確保できる」と述べています。
また、事業終了の準備を進めていたため、在庫車両やスタッフの管理、顧客対応などがスムーズに進んでいるとしています。

2024年12月1日をもってショールームとサービスセンターの業務を終了します。
ただし、車体修理や塗装の対応は12月15日まで継続し、その後、全国の三菱ディーラーでアフターサービスを受けられると顧客に案内しています。

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