【タイ】女は薬物で10日前に出所ばかり。男は前科多数。タイの薬物蔓延を止められるのは政治だ!

もし政府が口だけでなく、本当に麻薬と闘う気なら、シンガポールのような厳格な罰則を導入すべきです。
でなければ、やめたくてもやめられない不幸な人々が増殖する一方です。

11月26日、サムットソンクラーム県アンパワー地区の道路沿いで、薬物の密売が行われているとの住民からの通報を受け、警察が捜査を開始しました。

現地で約3時間にわたり監視を行った結果、不審なバイクにのる男女2名を発見します。
2人は、41歳のアーノンと25歳のパッサソーンと判明します。

2人は警察に声をかけられると声を荒げ、混乱した様子で「家に帰る途中でトイレに寄っただけだ」と主張しましたが、尿検査の結果、両名とも薬物反応が確認されました。

調査の結果、アーノンには以下の薬物関連の前科があることが判明しました。

2009年: バーンクンティー地区で8件の薬物事件に関与
2014年~2023年: アンパワー地区で薬物の使用および所持

一方、パッサソーンはわずか10日前の11月16日にサムットソンクラーム中央刑務所を、これまた薬物関連の事件で出所したばかりでした。

警察の取り調べ中、パッサソーンは泣きながら夫の足にすがり、「自分のせいで捕まった」と謝罪します。
2人には第1種薬物(覚醒剤)を使用した容疑がかけられ、法に基づいて起訴されました。

何故この国は、このようになってしまったのでしょうか。
薬物が犯罪という認識が薄く、刑罰が軽すぎるので、彼らはすぐ出所して、また同じことを繰り返すでしょう。
その責任の全ては、政治にあります。

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