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- 消防法どうなってる?! バンコクのバイクショップで火災。上階にいたオーナー夫人死亡。
消防法どうなってる?! バンコクのバイクショップで火災。上階にいたオーナー夫人死亡。
- 2024/11/17
- 事故・火災(タイローカル)
11月17日午前1時、警察が、バンコク・チョムトン区ウタカート33通りの入り口付近で住宅火災が発生したとの通報を受け、現場に急行しました。
現場は3階建ての連結した商業ビルで、激しい炎と濃煙が立ち上り、1階から断続的な爆発音が聞こえていました。
火の勢いは早く、2階、3階に燃え広がり、消火活動に約1時間を要したと伝えられています。
1階はバイクショップとして営業しており、数十台のバイクが駐車されていました。
消火後、煙を排出する作業が行われ、3階寝室のベッド脇で女性1名の遺体が発見されています。
亡くなったのは建物オーナーの妻であるジンダーさん(63歳)と確認され、遺体はシリラート病院の法医学部に送られました。
目撃証言と住民の話
従業員のタナポンさん(28歳)は、火災当時市場に食事を買いに行っており、店長から火災の知らせを受けて駆けつけたと話します。
タナポンさんは1階で働いており、上階には一度も入ったことがないと述べています。
また、近隣住民によると、火災発生時に爆発音を2~3回聞いた後、1階から煙が噴き出すのを目撃し、すぐに息子に消防への通報を指示したとのことです。
このバイクショップは1階部分を借りて営業しており、建物のオーナーは建物裏に居住していたそうです。
今回の火災で、数十台のバイクと建物内部の財産がすべて全焼しました。
火災の原因については、専門家による詳細な調査結果を待つ必要があるとしています。
タイの小売店などによくみられる、何軒連結した建物(タウンハウス、タウンホームづくり)には、非常口のようなものはなく、階下で火災があった場合、火は上に燃え広がりますので、飛び降りる以外逃げ場を失います。
消防法の適用はどうなっていますでしょうか。
違法建築は、都市の再開発を名目に取り壊すべきかと思います。