タイランド・トリビア「タイ国境には、税関を通らず歩いて周辺諸国へ行ける場所がある」

タイと周辺諸国との国境は、川を隔ててその境としていますが、どうも簡単に行き来できるような場所が所々にあるようです。

11月9日、タイの治安警備隊は、タイ・ラオス国境で密輸動物を発見しました。
3人の男がタイからラオスへ水牛を連れて越境しようとしたところを、取り締まりのため待機していた警備隊が発見しました。

現場は、タイのルーイ県ターリー郡ノーンフー地区のフアン川沿いでした。
この川の水位が下がり、牛や水牛が歩いて渡れる状況となっていたことが確認されています。

午前6時頃、男たちは水牛を引きながら川を渡ろうとしていましたが、警備隊が接近すると、彼らは水に飛び込みラオス側へと逃げ去り、逮捕には至りませんでした。

残された水牛2頭(いずれも雌)はタイ側に戻り、付近の住民に確認したものの、所有者は不明でした。
そのため、警備隊は水牛2頭を押収し、ターリー税関に送致して法的手続きを進めています。

これじゃあ、密輸密売が横行してても、仕方ないですね。
とにかくこの国はなんでも「ザル」。

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