タイ・プラチンブリーで、違法中国産廃工場を摘発。41.5トンの発癌性有害物質を押収。

またもや中国企業の無法ぶりが、明るみに出ています。

11月2日、タイ警察環境犯罪対策本部(ปทส)は、プラチンブリー県の産業廃棄物リサイクル工場を捜査し、命令に反して営業を続けていた違法工場で41.5トンもの有害物質を発見しました。

発見された有害物質には、アンチモン、ベリリウム、カドミウム化合物、鉛、ヒ素、水銀、タリウムが含まれており、特に水に触れると発癌性があるもので、命に関わる危険があります。

これらの工場は以前、工業省から操業停止命令と許可取り消し命令が出されていましたが、命令を無視し違法に営業を継続していました。

現地では、工場技師である46歳の中国人ジャン・ゴウトン容疑者が逮捕されています。
容疑は許可なしで、有害物質を所持した罪です。

押収された有害物質は鉛、銅、アルミニウムを抽出し中国へ輸出する予定でした。
これらの物質は水に触れるとアンモニアを発生し、吸入すると頭痛やめまいの原因となり、発癌性も高いとされています。

中国人に国を売って、その後に何が残るというのでしょうか。

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