タイ旅行に行けば誘拐され殺される! それでもやってくる中国人。誘拐された中国人学生、解放。

タイに旅行すると、誘拐されて殺される、そんな映画が中国国内で流行したため、タイに中国人観光客が来ない!
そんな言い訳をしていたタイ政府ですが、全く関係ありませんでした。

それを物語るように、タイに来る中国人観光客は国別トップとなっていますし、誘拐も定期的に行われていますから。

バンコクから誘拐され、150万バーツの身代金を要求された3人の中国人学生が、ターク県のミャンマー国境近くで無事に発見されました。

誘拐されたのは、18歳のチーさん、20歳のユウさん、18歳のスンさんで、彼らは10月17日に大学からドンムアン空港へ向かう際に誘拐されました。

調べによりますと、3人は午前6時頃にGrabタクシーを呼び、メーソートの宿泊施設にチェックインしていました。

その後、午後5時に、ピックアップトラックが3人の被害者を迎えに来て、ターク県のポッププラ地区の対岸にある地域へ連れて行きます。
その後、被害者の親に30万元(約42,130ドル)の送金を要求してきました。
スンさんは母親に連絡し、10万元(約14,045ドル)を送金しましたが、他の2人が送金する前に犯人らは彼らを解放したと話します。

警察は、今回の事件がタイ国籍者を含む組織的な犯罪であると考え、捜査を進めています。
現在、誘拐に関与したタイ人の特定に注力しており、地域住民からの情報を集めているとのことです。
被害者たちは身体的には無傷で、ターク県の社会開発と人間安全保障局によって保護されています。

犯人がタイ人だったから、命があったのかもしれませんね。
中国人だったら…。

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