大混雑のバンセンビーチにセブンイレブン車が突入。役所へ苦情を寄せると「俺は市長の息子だ」と一蹴。

またまたタイに、「俺は〇〇の息子だ」男が現れました!

タイの3連休をバンコクから最も近いビーチリゾート、バンセンビーチで、休日を楽しんでいた観光客から多くの苦情が寄せられました。
観光客たちがビーチでくつろいでいる中、ビーチの中をセブンイレブンのステッカーが貼られたピックアップトラックが、氷を配達するために侵入してきたのです。
トラックに同乗していた男は、周囲の人々に「どけろ!」と脅すように割り込んできたと言います。

一部の人々は争いを避けるためその指示に従いましたが、多くの観光客はビーチにトラックが入るのは適切ではないと感じ、なぜ道路を使わないのかトラックの運転手に尋ねます。
運転手は「渋滞を避けるためだ」と答え、口論に発展しました。

その後、地元住民の代表者がバンセン市役所の市政執行チームに連絡し、ビーチでの車の通行が許可されているか確認しました。
市政執行チームが現場に到着し、トラック運転手との仲裁に入り、住民に道を譲るよう要請しました。

市政執行担当者の1人は、このエリアは緊急時(災害や事故時)に限り車両の通行が認められていると説明しました。
これに対し観光客は「氷の配達が緊急時なのか」と質問し、担当者は不満そうな表情を浮かべ「口答えするな!」と一蹴。
その後、緊張した面持ちで誰かに電話をかけ、さらに別の役人チームが現場に到着します。

その後、別の担当者が観光客を撮影し、「この件をナロンチャイ市長に報告する」と述べましたが、別の役人が「俺は市長の息子だ」と言い放ち、配達トラックを通し、一行は立ちのかせました。

この件について、チョンブリー県第1選挙区のワラット議員は、バンセンのイメージが悪化しないようにするため、ビーチの利用について議論し、規則を明確にする必要があると指摘しています。
さらに、役人の不適切な言動についても、市民を守るべき役人が市民と対立するのは問題であり、今後この件を協議し、結論を出す予定だと述べています。

チョンブリーの役人が「クソ」だということが、国内外に広く周知することができた事件でした。

 

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