17歳学生が乗るバイクが高級車と衝突事故。学生1名が死亡1名が重傷。学生は無免許だった?!

10月8日、チョンブリー県サタヒップ地区で、ロシア人が運転する高級車と衝突したバイク事故により、17歳の男子学生が死亡し、もう一人の男子学生が重傷を負いました。

事故は、午後6時40分ごろにナジョムティエン警察署に通報が入り確認されています。
事故現場は、山に大きな仏像が描かれている観光名所で有名なカオチーチャン近くでした。

現場では、2人の男性学生が発見され、一人はその場で死亡、もう一人は骨折等の重傷を負い、地元の病院に搬送されています。

2人ともサタヒップ技術専門学校の学生でした。

死亡した学生が乗っていたバイクは、黒の「ヤマハNMAX」は、前部が大きく損傷して現場に残されていました。
近くにはナンバープレートのない黒のマセラティが発見され、左側に大きな損傷があり、車輪が破損し、フロントガラスが割れていました。

運転手のロシア人男性は、メディアに対して情報提供や発言を拒否しています。

亡くなった男子学生の親族は、彼は学校を終えてラヨーンの自宅に帰る途中だったと涙ながらに語っています。

現在のところ、事故の責任や原因は明らかにされておらず、警察は関係者全員の証言を精査した上で、誰に責任があるのかを判断するとしています。

先ずはっきりしているのは、「ヤマハNMAX」は125ccなので、タイでは18歳以上でなければ免許が取得できないことになっています。
ようするに、男子学生は無免許だったわけです。

亡くなった学生に鞭を打つわけではありませんが、こういった無法状態を野放ししていることこそが、多くの悲劇を生みだしているわけで、今後も同様の事故が発生することは明々白々です。
悲しむ気持ちが、どうして普段から「諫め」に発展できなかったのでしょうか。
本当に愛する人を失いたくないという気持ちから来ているのであれば、体を張ってでも止めるべきでした。

「タイでそんな正論通じない」
そんな声が上がるかもしれませんが、誰も主張していかなければ、未来永劫このような不幸な事故が起きて続けてしまうわけです。
いつかどこかで転換点を見出し、人は変わっていく必要があると私は思うのです。

関連記事

最新記事

月間人気記事TOP10

ページ上部へ戻る