タイ人の職場に関する意識調査。若い人の54%が、新しい機会を求める傾向に「Jobsdb by SEEK」

タイ人は離職率が高く、一か所の職場に居つかないというのが定説ですが、こんなことが理由の一つかもしれません。

タイのオンライン就職プラットフォーム「Jobsdb by SEEK」により、タイ人の職場環境について調査結果が示されています。

今回の調査では、スキルと仕事が一致していないにもかかわらず、48%のタイの従業員が現在の職務に「幸せ」または「非常に幸せ」を感じていると回答しています。

特にスキルと職務のミスマッチは、低所得者層に顕著で、月収13,000バーツ以下の労働者の41%が、自分の仕事がスキルや希望と一致していないと感じています。
一方で、月収70,000バーツ以上の中〜高所得者層では、わずか18%が自分の仕事がスキルや希望に完全に一致していると感じています。

また18~24歳の若い従業員の54%は新しい機会を求める傾向が強い一方で、45~54歳の16%はスキルが合わなくても職務に5年以上留まる意向があるとしています。

さらに次のような傾向も見受けます。

  • タイの従業員の42%は、自分の資格に合った仕事を見つけるのが難しいと感じています。
  • タイの従業員の92%が大きなキャリア変更に前向きで、しばしば元々の専攻とは大きく異なる分野の職に就こうとしています。

この調査結果を受けて、Jobsdb by SEEKは、従業員に対してスキルアップや再スキル習得の機会を積極的に探求するよう促しています。
これにより、自分のスキルと職業機会をより良く一致させることで、充実したキャリアを追求できる可能性が高まるとしています。

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