日本式の大浴場も!「Gメルキュールフォーチュン」が「AVANIラチャダー バンコク」へ改名。来年大幅改装で近代化。

かつて「グランドメルキュールフォーチュン」という名のホテルは、新たにブランド変更され「AVANI(アバニ)ラチャダー バンコク ホテル」へ生まれ変わるため、大規模な改装を行う予定です。

改装が終われば、全231室のデラックスルームのアップグレード、会議や宴会施設の強化、そしてホテル全体の設備の近代化がなされます。
作業は2025年の第2四半期に開始され、同年9月末までに完了する予定です。

このブランド変更は、米国系企業マイナーグループのもとで行われ、ホテルは「Eat-Meet-Shop-Pray」というライフスタイルコンセプトを採用し、素敵なバンコク体験をゲストに提供します。

ホテルは、客室稼働率や平均宿泊料金の増加を見込み、ヨーロッパや中東からの新たな顧客を引き寄せ、アップグレードされた会議施設の利用頻度を高めることで収益の向上を図っています。

現在、宿泊客の60%は中国、香港、台湾からで、10%は航空会社の乗務員、15%がタイ人です。
収益の大半(65%)は宿泊料金から得ており、残りは館内レストランや宴会からの収入です。

「アバニ ラチャダー バンコク」の開業は、マイナーホテルズがアバニブランドを世界的に展開するための戦略の一環です。2024年から2026年にかけて、タイへの投資を含む200以上の新しいホテルを世界中にオープンする計画があります。

「アバニ ラチャダー バンコク」は、古いバンコクのアートや地図で装飾された402室の客室を提供しており、「ワン ラチャダー」レストランでは終日食事を楽しめ、また「ナン ユアン」中華レストランでは本格的な中華料理を提供しています。さらに、2つのバー「メトロラウンジ」と「ザ パントリー」があり、ゲストの好みに応じたサービスを提供しています。

12階に位置する「アバニフィット」ウェルネスセンターには、屋外プール、スパ、サウナ、日本式の大浴場(ONSEN)があり、イベント用には11の会議室と924平方メートルのグランドボールルームを備えています。

アバニ ラチャダ バンコクは、タイの大手不動産開発会社CP LANDと、アジア太平洋地域で有数のホスピタリティ、レストラン、ライフスタイル企業であるマイナーインターナショナルの子会社であるマイナーホテルズとの新たな協力関係の象徴でもあります。

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