タイの病院で赤ちゃんがすり替えられた! 父親が訴えるも病院は認めず、DNAの結果、ようやく認定。

タイはなんでもざっくり。
「マイペンライ(大丈夫)で何でも済む、そこがいい!」と人は言いますが、自分の赤ちゃん間違えられても、マイペイライで済みますか?

タイのサムットサコーン県にあるクラトゥムベーン病院で、新生児が取り違えられるという事件が起こりました。
この事件は、2024年8月中旬ごろ発生しています。

タイ人の父親が、自分の子供の眉毛がなくなっていることに気づき、病院に疑問を投げかけたことが事件の発端となりました。
病院側は「新生児の顔は日々変わるものです」と説明しましたが、父親は疑念を抱き、最終的にDNA検査を要求しました。

そして9月16日、サムットサコーン県の公衆衛生医師であるスラウィット博士とクラトゥムベーン病院の院長タマウィッタ博士らが記者会見を開き、事件の詳細を発表しました。

この会見で病院のスタッフが赤ちゃんのリストバンドを外していたことが原因で、タイ人とミャンマー人の新生児が取り違えられたことを認めました。
両方の赤ちゃんは感染症の治療を受けており、その過程で取り違えが発生したとのことです。

父親は8月11日に娘が生まれたものの、呼吸が早かったため集中治療室に入れられ、7日間の抗生物質治療を受けていました。
しかし、8月17日に訪れた際、子供の顔が変わっている感じを受け、
特に眉毛がなくなっていることに気づきました。
衣服やタオルも自分の子供のものではなかったため、疑問を感じた父親は病院に連絡しましたが、病院は「新生児の顔は変わる」とだけ回答しています。

最終的に父親はSNSにこの事件を投稿し、他の人々からもアドバイスを受け、病院にDNA検査を求めました。
8月21日に病院で検査が行われ、その結果、自分の子供ではないことが判明します。
病院側もこの取り違えを確認し、双方の家族に子供を返還しました。

記者会見では、病院がこの取り違えの責任を認め、今後の治療費や金銭的補償を行うことを約束しました。
また再発防止策として、CCTVカメラの増設や新生児の識別における対策強化を進める方針が示されました。
病院は、今後両家族との話し合いを続け、完全な解決を目指すとしています。

再発どうこうということではなく、父親がすり替えが発生したことを訴えているのに、ろくに調べもしない病院の体質にあるかと思います。
父親が訴えた時点で、ちゃんと調べていれば、こんなに長い間、親子が引き離されることはなかったでしょう。

うちの娘は大丈夫かな、不安になってきました。

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