タイのセクシーソング「Hit me up」も披露!「Travis Japan ワールドツアー」バンコク公演、観覧ルポ。

きちゃああ!
タイに『Travis Japan』が、きちゃあ!

STARTO ENTERTAINMENT(旧ジャニーズ事務所)所属のダンスやパフォーマンスに定評がある『Travis Japan』は、2023年12月20日にリリースした1stアルバム「Road to A」をひっさげ、現在、世界6都市を巡るワールドツアー「Travis Japan World Tour 2024 Road to A」を行っています。

その一環として9月14日、バンコクのユニオンモール6階ユニオンモールで『Travis Japan World Tour 2024 Road to A Bangkok』が開催されました。(以後、Travis Japan World Tour

18時30分開場のところ、18時に到着した筆者は、入り口ゲートとなる5階付近から、異質な熱気を感じることになります。

それは一体、何か?
開場を今や遅しと待つトラジャ担(Travis Japanファンの総称)たちの中から飛び交う言語の多くが、日本語だらけだったのです!

これまでも最前に日本人ファンが陣取っているようなイベント現場は、もちろんたくさん見かけています。
とは言え、ここはタイ。
日本人の数はある程度、限定的でした。

しかしこの、『Travis Japan World Tour』の来場者の日本人割合は、明らかにこれまでのイベントとはまるっきり異なると感じました。
タイ人を始め、中国やその他アジア圏のファンも集まっていたのは確認しましたが、圧倒的多数を占めていたのは日本のトラジャ担だったのです。(その多くが日本から来た方でした。本誌調べ)

それは様々なタイのコンサート現場を見てきた筆者だからこそ、敏感に感じることができた異質さでした。

入場を待つトラジャ担の列は、日本まで届かんばかりに伸びていました(←ウソ)

 

それを物語るかのように、会場には整列や問い合わせのために、日本語が話せるスタッフが会場整理などを行っていました。
他のイベントでは、そこまでの用意(日本語が流暢なスタッフ)をしているケースはあまり見かけません。

さらにチケット受け取り方法の注意書きボードも、非常に丁寧な日本語でフォローされていました。
タイのコンサートイベントで事前にここまで用意されているということは、日本人来場者が非常に多いことが想定されていた証だと思われます。

また開演90分前にも関わらず、入場を待ちわびる人もいるかと思えば、入場ゲート前に設けられたイベント用横断幕の前で記念写真を楽しむトラジャ担もいました。

Travis Japan』イベントポスターの前で、混乱もなく、お互い協力して記念撮影を楽しんでいました。

推しと一緒に。

様々なグッズとともに。

グッズはほぼ完売状態…。

ファンが持参したレターはこちらに…。

すでにパンパンです。

「ユニバーサルミュージック」より、お花も届いていました。

さあ、私もそろそろ入場します。

あまりよく調べていかなかったのですが、荷物チェックでノーパソ没収されました。(というかいつもはメディアパスで入るので、荷物チェックなどされたことがなかったです。汗)
もちろん、後で返却されましたが、少々不安を覚えました。

会場内はオールスタンディング形式でした。
それが故に、みなさんなるべく早く入場しようとしていたのですね。

ただ後ろのほう見ていた人たちにも、後にとてつもなくいいことが待っていたのです。
それは最後の最後で起こります。

※注:写真の公開は以上となります。
会場内は観覧者もスマホでの撮影は許可されていましたが、本誌は今回、取材ではなくコンサートへの招待枠で観覧させて頂いたので、本誌への写真掲載はここまでとさせて頂きます。

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ほぼ開演時間ピッタリに始まった『Travis Japan World Tour 2024 Road to A Bangkok』。
イントロが鳴り出し、メンバーが登場するとここはタイ人ファンが圧勝します。

「きえええええー!」という、もはやこれは声援なのか何なのかわからない悲鳴のような叫び声が会場内に鳴り響きます。
この叫び方は、タイ人特有なものですね(笑)。
楽しみ方はさまざまなので、もちろん問題ありませんが…。

先ずは「LEVEL UP」から始まり、「JUST DANCE!」「My Dreamy Hollywood」と続きます。
My Dreamy Hollywood」では、メンバー持っていたステッキの色が、レインボーに変化したりするところは日本のエンターテイメントのすばらしさを感じました。

次に簡単なメンバー紹介を挟み、序盤で一番盛り上がった曲は「Unique Tigers」ではないでしょうか。
Unique Tigersのお時間ですよー!」の掛け声とともに、「自己紹介の歌、みんな歌えるかい!」と会場を煽り、そのボルテージはマックスレベルに。

私は所詮、にわかトラジャのファンですが、この曲、よかったですねー。

その後もアルバム「Road to A」収録曲を中心に、素晴らしいパフォーマンスを披露してくれていました。

トークセッションでは…、「はじめっから盛り上がり過ぎよ、バンコク最高ー!」と始まり、「ポムラッククン」(愛しているよの意)など覚えて来てくれたタイ語を披露し、タイ現地のファンを喜ばせてくれていました。

タイ語のくだりでは、「みなさんに会えてうれしいです/初めまして」(インディー ティー ダイ ルー チャック ยินดีที่ไดรู้จัก)という意味の、最初にいうようなタイの挨拶がうまく言えず、会場の大勢のタイ人ファンからレクチャーを受けるというひと幕もありました。
どうしても会場からの声が割れてしまうので、正確に聞き取るのが難しかったようです。

また、トラジャの来タイは早くも3回目となるようで、つい2週間ほど前の8月の下旬に行われた「サマーソニック バンコク 2024」に参加した件に触れる場面も見られました。

そしてメンバーからの「昨夜は何してた?」の質問に、「しめ」こと七五三掛 龍也は「日本スタイルの焼肉とすき焼き食べてました」と答え、メンバーの川島 如恵留に「お前らタイに来たら、いっつもすき焼き食ってるな」というツッコミが入るシーンもありました。

一方、タイ料理の話しでは、他のメンバーから、マッサマンカレーやグリーンカレー、トムヤムクンなどを食べたことがあると料理名が上がっていました。
中でもメンバーの「まちゅ」こと、
松倉海斗が、もち米を店員さんの話を聞かず、お皿にそのまま出して食べていたことに対し、「おこられろー、おこられろー」とはやし立てていたところは、笑いがこぼれていました。
(タイのもち米は、入れ物から出さずに、手でつかんで食べます。)

トーク後は、サプライズ曲が用意されており、「とてもセクシーな曲」として紹介していたタイで今一番ホットな曲、TIMETHAI の「 HIT ME UP 」をカバーするパフォ―マンスも見られました。

↓こちらがオリジナル

しかし、本当のサプライズは、最後の最後で訪れます。

ラストソングと紹介された曲が終わり、「また会いましょう!」とステージを去った後、会場からアンコールが起こります。

するとしばらく間があいたのち、ステージのスクリーンにメンバーがどこからか飛び出てくる映像が映し出されました。
会場のファンたちが「えっ?えっ?」と浮足立っていると、なんとステージとは真逆の会場出入口から「DRIVIN’ ME CRAZY」の曲とともにメンバーたちがやって来たのです!

そうです。
後ろの方でしか見れなかったファンを気遣った演出でした。

カメラや演出のコントロールゾーンがある場所が、少し高台になっていて、そこでイベント最後のパフォーマンスがスタートしました。
最終的には、会場に降りてファンの目の前を通り、またステージに戻り、「
Talk it! Make it!」を披露してくれました。

「この素敵な思い出をいつまでも記憶に残したいので、レッツ!take a picture!」
(ここファンをバックに記念撮影)

「この熱いパフォーマンス、Travis Japanの起こすムーブメント、またここで、タイ・バンコクで、ここで、届けに来ちゃっていいですかー!」
「さんせーい!」

これで、この素晴らしいバンコク公演が、本当のファイナルを迎えました。

※本当の最後の最後に、この日覚えた「みなさんにあえてうれしいです/初めまして」(インディー ティー ダイ ルー チャック ยินดีที่ไดรู้จัก)を述べて、去っていきました。

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