チャトゥチャック・マーケットで動物を買わないで下さい! ここは密売組織の巣窟です!

天然資源・環境犯罪課の警察は、インドネシアから希少な野生動物を密輸していた野生動物密売組織やそれに関わった人物らを、保護・管理野生動物種の不法所持の罪で検挙しました。

この逮捕劇は、ナコンシータマラート県トゥンソン地区のアジアン・ハイウェイで行われました。

これらの動物は、バンコクの悪名高いチャトゥチャック・ウィークエンドマーケットで販売されることを目的としていたことが判明しています。

当局は鳥、カメ、ヤマネコ、ヘビ、トカゲ、その他いくつかの外来種を含むさまざまな動物、合計 54 種 350 頭の動物が押収されています。

末端価格にして 500 万バーツに及ぶと伝えられています。

この作戦の後、当局はチャトゥチャック市場の徹底した検査を実施し、動物売買ネットワーク全体の摘発に取り組む予定だと述べています。

チャトゥチャックマーケットが、というか、タイ警察の取り締まりがゆるゆるなので、タイではこういったマーケットは不法に密輸されたものを捌いたりするのに格好の場所となっています。
特にタイでは、「強い者が弱い者を支配してよい」という考え方があるので、その末端にある動物や自然の生命や保全が脅かされています。
チャトゥチャックマーケットは何でも売ってる市場として観光客にも人気で、インフルエンサーやテレビ番組でもよく紹介されていますが、基本的にこのような犯罪者の温床となっていますので、本誌ではあまりお薦めしません。
もっと健全な場所はいくらでもあります。

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