家に帰れない! チェンマイ地元メディア編集長、災害時の情報インフラが脆弱だとタイ政府を痛烈批判。

タイ北部の洪水被害は甚大なものとなっていますが、情報インフラが全く整っていないことに地元メディアの編集長が怒りのコメントを発しています。

9月12日、パサコーン氏(ชายขอบニュース編集長)は、フェイスブックにて、チェンライ県で発生した洪水に関する投稿を行い、通信システムや警報の不備について批判しました。

投稿の内容では、同氏がチェンライ市内に閉じ込められ、川の対岸にある自宅に帰れなかったというもので、遠回りをして市内の別の場所に宿泊することになったと述べています。
同様に、市内にいる人々も空港やチェンライ北部の地区に移動するのが難しい状況にあると報告されています。

このような非常時に、彼は最新の情報をどこで入手できるかもわからず、ほとんどの人がソーシャルメディアで情報を探すしかないと指摘しました。
多くの市民が同じ状況に直面しており、水位がどこまで上がるか、自宅が浸水するかどうかを心配していますが、政府機関や地方行政からの説明が全くないと批判しています。

どの橋が渡れるのか、どの橋でフェリーが利用できるのか、大型車両が通行可能な橋、小型車両が通れる道など、具体的な情報が一切提供されていないとし、学生が親元に帰る方法についても説明がないことを強調していました。

また、救助要請や被災者がどこに支援を求めるべきかといった重要な情報も提供されておらず、災害時の警報システムや救援・復興に関する対応が不十分であることを強く批判しています。

タイ北部には、いろいろな大臣が視察にいっていますが、一体何をしていってるんですかね。
チェンマイはタクシンの地元ですが…、この程度です。

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