怪しそうでないセミナーこそ、怪しいのです! タイで投資話が出たら、それは詐欺の可能性大です!

タイ証券取引委員会(SEC)と中央捜査局(CIB)の経済犯罪抑止課(ECD)は、バンコクのホテルで9月7日に開催されたフィンテック展示会の中で、無許可で投資を勧誘していた事業者に対して捜査を行いました。

この捜査は、無許可の証券会社、デリバティブ業者、デジタル資産業者、特に外国企業が展示会で投資を勧誘しているとの報告を受けて行われました。

証券取引委員会は事前に、会場の所有者およびイベント主催者にこれらについて注意を促していました。
しかし、9月7日のイベント当日に現地調査を行ったところ、複数の出展者が無許可の事業活動に従事していることが判明しています。

捜査では10の出展者が調査され、追加の証拠が収集されました。
これらの活動がSECの規制に違反していると認められた場合、法的措置が取られ、刑罰や罰金が課される可能性があります。

一方で、証券取引委員会は投資家や一般市民に対し、無許可の証券、デリバティブ、デジタル資産事業者、特に海外からの事業者に対して十分な注意を払うよう強く勧告しています。
これらの事業者は、SECの監視下にないため、詐欺のリスクが高いとされています。

大規模な展示会やセミナーが開かれているからといって、決して信用できるものではありません。
タイは、この手の投資話に乗ってしまい、被害にあわれた方の話をよく聞きます。
実際に被害にあわれた方も知っています。
また投資家の方は被害にあったことを恥ずかしく思い、表ざたにしないケースもあるので、犯罪者がより大手を振っている土壌を作り出しているとも言えます。

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