タイ・マヒドン大学調査。タイ人は承認欲求、目立ちたい願望強し!

最新のマヒドン大学経営管理学部(CMMU)の調査によりますと、タイでは贅沢なライフスタイルを追求する若者が増加しており、ルイ・ヴィトン、ディオール、スターバックス、アップルなどの高級ブランドに対する需要が高まっているとのことです。(出典「Unstoppable Luxumer: Understanding the Allure of Luxury」)

さらに、男性は女性よりも高級品を消費する傾向が強く、男性は主にガジェット製品を購入し、女性は高級な食べ物や飲み物を好んで購入していました。

男性のトップ3ブランドは、アップル(ガジェット製品)、ルイ・ヴィトン(衣料とファッション)、スターバックス(食品と飲料)でした。
一方、女性のトップ3ブランドはスターバックス(食品と飲料)、ディオール(化粧品/香水/スキンケア)、ディオール(衣料とファッション)でした。

調査に参加した人々のうち、3分の1である31%が「ラグジュアリー(高級志向)」を持ち、6%は極端な高級依存を示していました。

さらに、回答者の54%が月収50,000バーツ以下であり、50%が6か月分未満の貯金しか持っていないと報告しています。
それにもかかわらず、多くの高級消費者は月収の10~30%を高級品に費やす意向を示しています。

マヒドン大学経営管理学部は、タイ人が高級品に惹かれる主な理由として、社会的承認の欲求、ステータスのアピール、そして目立ちたいという願望を挙げています。

このトレンドを活かすために、マヒドン大学経営管理学部は「LUXE戦略」を提案しています。
「LUXE戦略」とは…。

  • Lifestyle(ライフスタイル):高級なライフスタイルを象徴するイメージの創造
  • Uniqueness(独自性):他では手に入らない独自の製品を提供
  • Xperience(体験):忘れられないプレミアム体験を提供
  • Endorsement(推奨):有名人やインフルエンサーを活用してブランドの信頼性を向上

タイの高級市場が拡大する中で、企業やマーケターは、こうした新しいトレンドや消費者行動に注視し、ビジネスチャンスを最大限に活かす必要べきだと語っています。

タイの大学も冷静に分析していますね。
タイ人は、承認欲求と目立とう精神の固まりだということが。

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