「タイ ニッポン ラバー」プレイボーイブランドのコンドームの製造・販売独占権を獲得。

タイ・ニッポン・ラバー・インダストリーズ(TNR)は、「プレイボーイ」ブランドのコンドームをメキシコを除く世界中で製造・販売する独占権を30年間獲得しました。

TNRは、2025年までにチョンブリーに新工場を建設するため、5億から8億バーツを投資し、生産能力を年間30億ユニットに増強する計画です。

タイでコンドームの製造と販売を行っているタイ・ニッポン・ラバー・インダストリーズ(TNR)社によりますと、世界のコンドーム市場は現在2,000億バーツの規模を持ち、5〜7%の成長率で拡大していると言います。

最もコンドーム使用率が高い国は、中国、米国、インド、インドネシア、日本です。
タイでは、市場規模は約15億バーツ(約44億円)と推定されており、世界市場のトレンドに沿って毎年7%成長しています。

同社は2025年末までに新たな工場を建設するために5億から8億バーツを投資する準備を進めています。
この新工場は、チョンブリー県の工業地域で候補地を選定中であり、年間のコンドーム生産能力を現在の20億ユニットから30億ユニットに増やすことを目標としています。

TNRの代表は、「若者世代の消費者が、コンドームを避妊や病気予防の手段としてだけでなく、自分たちのライフスタイルやアイデンティティを表現する手段として、プレミアムコンドーム市場の成長可能性を認識しています。TNR社とPLBYグループ社の協力は、これらのニーズを満たし、両社の強みを組み合わせることができると確信しています」と述べています。

PLBYグループのCEOであり、プレイボーイブランドのオーナーであるベン・コーン氏も、TNRとの長期的なパートナーシップに自信を持っており、この協力関係により、プレイボーイブランドのコンドームが世界市場に迅速に浸透できると確信しています。

さらに、プレイボーイはコンドームに加えて、CBDオイルを含む潤滑剤や、現在市場に出回っているものよりもさらに薄いコンドームなど、他の製品の開発も計画しています。

関連記事

最新記事

月間人気記事TOP10

ページ上部へ戻る