タイサッカー協会会長、U23代表監督に日本人を招聘。以前、噂になった西ヶ谷隆之氏か?

タイサッカー協会は、タイ代表23歳以下のチームに日本人監督を任命することを検討しているとタイメディアが報じています。
これは、現在タイ代表チームの監督を務める石井正忠監督との指導方針と一致させるための措置だと伝えられています。

タイサッカー協会は、会長の「マダムパン」の方針に基づき、U23のタイ代表チームを指導する日本人監督を選定中です。
この方針は、タイ代表チームの石井監督がU23の代表チームのアドバイザーでもあることから、両チームの指導方針を一致させるためにあります。

タイサッカー協会のスポークスマンであるピヤポン氏は、このように語っています。
「当初はプロライセンスを持つタイ人コーチを候補として検討していましたが、外国人監督の可能性も排除していません。
そして、石井氏がアドバイザーとして関わっていることを考慮し、日本人監督を任命することが最適であると判断しました。これにより、一貫した指導スタイルとプレースタイルを維持し、タイ人コーチにもスタッフとしての参加を促し、学びの機会を提供したいと考えています」

最後にピヤポン氏は、「協会長は日本人監督との契約条件をすでに合意しており、9月初旬にタイに到着する予定です。その後、ベトナムで行われる代表チームの試合に同行し、タイの選手たちと関わりを持ちながら、U23チームのトレーニングキャンプが10月から代表チームと並行して行われます」と述べています。

今回の報道では、この日本人監督について名前を明かしておりませんが、以前、シンガポールの代表監督を務めた経験のある西ヶ谷隆之氏(51)の名前が浮上した時期がありました。
しかしこれは5月のことで、この話がそのまま継続していての今回の報道となったのかどうかは伝えられていません。

石井監督はタイ代表チームを引率し、W杯アジア2次予選をあと一歩で通過するという結果を出しました。
少なくとも今回の措置は、その功績が認められた結果だと思って間違いありません。
石井監督が前監督と交代した当初は、3カ月程度のスポット監督だと伝えていたメディアもあったほどでした。

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