学校で母がいない子に「母の日」イベントに強制参加させる意味とは? タイの学校は問題だらけです。

タイの学校は、先生の数があまりにも足りていないので、一人一人の生徒に目を配ることができません。
いわば、ついてこれる奴だけついてこい!方式なので、中退者も多くなります。

8月12日、タイのは全国的に「母の日」となっています。
母の週間である今週末は、学校でイベントが開かれたところもありました。

しかしプンカーン県のとある学校で行われた「母の日」のイベント中、ポールによりかかってイベントに参加できずにいる少女を、アイスクリーム売りの男性がみつけます

アイスクリーム売りの男性は、動画を撮影しながら、「この日は母の日のイベントだったが、この子の母親は参加していなかった。とても可哀想だよ。」と語っていました。

そして、女生徒にアイスクリームを提供し、お母さんはどこに行ったのかと尋ねると、「お母さんは病院だよ」と答えました。

この動画に多くの人が、コメントを寄せていました。
あるコメントでは、学校はこのような活動を中止すべきだと意見を述べています。
タイでは、すべての子供が恵まれた家庭に育っているわけではありません。
様々な理由で、母親のいない(来れない)生徒もたくさんいます。

そういった子供にとって、このようなイベントは劣等感を生み出すだけだと指摘しています。

ただタイの学校は、そういった一人一人の生徒の問題に対応できるような学校は、非常に少ないのです。
これは間違いなく完全に、政治の責任です。

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