タイで41年間続いた韓国式焼肉ビュッフェ「DAIDOMON」(大同門)。最後の店舗が閉店に。

タイで41年間続いた韓国式焼肉ビュッフェの「DAIDOMON」(大同門)が、最後の支店の閉鎖を発表し一時代の終わりを告げました。

同店は8月1日、最後の店舗であるフューチャーパーク・ランシット店が8月5日に営業停止することを明らかにしました。
「DAIDOMON」は、本年度初頭に、すでに5店舗が閉店していました。

1983 年に設立された大同門は、大幅な拡大を経験し、1990 年に大同門グループの設立につながりました。
このグループは、パッタンピブーン グループ、MK レストラン、マイナー フードなどの著名な企業と業務提携関係を築くに至っています。

しかし、熾烈な競争と増大する営業損失の中で、ブランドの運命は衰え始めました。
2011 年に、この事業は将来の見通しを立て直すために Hot Pot 社 に買収されました。

しかし同社は、時代と共に変化する食の状況や消費者の好みに適応できず、徐々に店舗を閉鎖し始めました。

大同門の最後に残った支店の閉鎖は、タイの競争の激しい食品・飲料業界でかつて支配的であった大同門グループの一時代の終焉を意味します。

まさに「おごれる者も久しからず」。
消費者とは移ろいやすいもの。
成功を勝ち取ったと思っても、それ維持することはさらに大変ということですな。
ちなみにタイの「DAIDOMON」(大同門)は、日本の大同門とは全く関連性はないようです。

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