タイ・EGAT社とIHI社、バイオマス製造・燃料利用に関する覚書を締結。

IHIは,タイ国営電力会社Electricity Generating Authority of Thailand(以下「EGAT社」)と,バイオマスペレットの製造およびEGAT社が所有するタイ最大の火力発電所であるMae Moh発電所(タイ北部ランパーン県)におけるバイオマス燃焼試験に向けた検討を行います。2024年6月4日,経済産業省およびタイ王国エネルギー省が開催した第6回日タイエネルギー政策対話にて,バイオマス製造・燃料利用に関する覚書(以下「本覚書」)を締結しました。

左から,経済産業省資源エネルギー庁 木原晋一国際カーボンニュートラル政策統括調整官, IHI 執行役員 小澤典明 資源・エネルギー・環境事業領域 副事業領域長, EGAT Narin副総裁, タイ エネルギー省 シンスクプラサート・プラサート 次官左から,経済産業省資源エネルギー庁 木原晋一国際カーボンニュートラル政策統括調整官, IHI 執行役員 小澤典明 資源・エネルギー・環境事業領域 副事業領域長, EGAT Narin副総裁, タイ エネルギー省 シンスクプラサート・プラサート 次官

IHIとEGAT社は,タイ政府が目標として設定している,2050年までにカーボンニュートラルおよび,2065年までに温室効果ガス(GHG)排出ネットゼロの達成に向け,タイにおける脱炭素化に向けた協業に関する覚書を2023年3月に締結し,広く協議・検討を進めてまいりました。

 

本覚書では,アカシアやユーカリといった木質ペレット製造に関する製造業者の評価と選定を含む,バイオマスペレット製造および,同発電所における燃焼試験について,技術面および経済面の検討を行います。

 

IHIは,木質バイオマスなどのクリーンな燃料への転換技術をもって,発電所におけるカーボンニュートラル化,森林資源の有効活用に貢献します。タイの火力発電所における脱炭素の推進と,グローバルな環境負荷の低減に向けて,お客さまのニーズに適した様々なソリューションを提供していきます。

関連記事

最新記事

月間人気記事TOP10

ページ上部へ戻る