「見たいものは見たい!」富士山ローソンに掲げられた暗幕にカメラレンズ大の穴。

こちらも英語で看板が掲示されておりますが…。

以前お伝えしました、オーバーツーリズムによる「観光公害」。
その代表的なものが、いわゆる「富士山ローソン」問題です。

富士山が最もきれいに見れると、特に外国人観光客の間で噂が広まり、付近住民への迷惑行為が問題視され、撮影ができないよう行政が暗幕を設置するまでに至りました。

しかし、そのようなことであきらめる外国人観光客たちではありません。
その暗幕に撮影用と思われるサイズの複数の穴が見つかったため、5月30日町長が新しい幕を設置することを発表しました。

山梨県富士河口湖町の渡辺英幸町長は記者会見で、黒には「ネガティブなイメージがある」ため、新しいスクリーンはより強力な素材で作成し、青か緑に変更される可能性があるとコメントしました。

この幕は、町内のコンビニエンスストア「ローソン」前に来場者が集まるのを防ぐため5月21日に設置された後、地元当局が翌日に最初の穴を確認し、その後その数は増加していました。

渡辺町長は、穴を作る人々に「モラルの欠如が見られるのは残念だ」と語っています。

この「富士山ローソン」問題について当局は、警備員を配置し、英語で警告を掲示していましたが、状況の改善にはほとんど効果がありませんでした。

絶対に、逆の立場でやられたら怒るくせに、やる時は気にしないんですよね。
それが人間の本質なのかもしれませんね。

黒幕設置で富士山が消える?! オーバーツーリズムによる「観光公害」が深刻化。

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