パタヤの露店タイ人男性が、韓国人観光客に暴行。歯の治療代40万バーツ!本当に払えるのか?!

事件は5月29日夜遅く、パタヤセカンドロードのランウェイマーケット前で発生しました。
タイ人男性バス容疑者が、ニシキヘビやシベリアフクロウなどを連れて動物ショーを行っていました。

そこには「撮影禁止」の看板が建てかけられてありますが、韓国人観光客のパクさんは、すぐに携帯電話を掲げ写真を撮り始めたと言います。

バス容疑者が写真撮影は禁止だと警告すると、二人は口論になりました。
バス容疑者は、観光客に写真を撮らせることでお金を稼いでいたからです。

その後、パクさんは100バーツ札を掴み、バス容疑者に投げつけるように支払ったと伝えられています。

するとバス容疑者の怒りはすぐに沸点に達しました。
韓国人男性が金を拾おうと腰をかがめたところ、バス容疑者が不意を狙い男性の顔を2度蹴り、男性は仰向けに倒れ、口から血を流し、前歯が抜け落ちるほどの大けがを負いました。

5月30日午前1時30分、パク氏、その兄、ガールフレンドはタイ人から暴行を受けたとして、パタヤ市警察署に告訴状を提出します。
彼の歯は2本折れ、2本は抜け落ちそうな状態で、もう1本は欠けたいました。

パクさんのガールフレンドであるメイさんは、彼はコンタクトレンズをしていなかったので写真撮影禁止の標識が見えなかったと説明します。
写真韓国人男性は、なぜ店主が声を荒げて暴言を吐いたのか理解できず、ショックを受けたと語っています。

メイさんは、失われた歯4本と欠けた歯1本の治療費40万バーツの補償についてバス容疑者を示談を進めているといいます。

「韓国の歯科治療は非常に高額です。
タイでも治療を受けることはできますが、治療には長い時間がかかります。
滞在費や飛行機代を考慮すると、タイでの治療は韓国よりも高価になるかもしれません。」
とメイさんは語っています。

バス容疑者は、間違ったことをしたことを認め、観光客に謝罪し、負傷した観光客には全額補償する予定とのことです。

動物を利用して生計を立てている者が40万バーツ払えるのでしょうか。
また警察はこの容疑者が、きちんとした承認を得てこれらの動物を飼育しているのかも調べていると言います。

タイでは非常に劣悪な環境にもかかわらず、デパートの催事スペースで移動動物園を開き、人間が食べられないようなクズ野菜を動物のエサとして売り、生計を立てているような人がいます。
彼らの雰囲気を見る限り、とても動物が好きな人には見えないやる気のない人が店番にたっているようにいつも感じてしまうのです。
動物は家畜と言えば家畜なのですが、少なくとも彼らと自分とは命に対する考え方が根本的に違うのだろうなと、いつも残念な気持ちにさせれてしまいます。

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