発行後、即廃案。これもタイの良さ? モバイルバンキング利用停止措置は、国民の怒りによって白紙に。

どうもこの国の上の方の人は、想像力というものが欠如しているようです

今回の騒動、事の発端は、国家放送通信委員会事務局が銀行口座名とSIMカード登録者名が異なっている場合、5月27日からモバイルバンキングが使用できなくなると公式Facebookページに声明を発表したことに始まりました。

これはタイ国民からものすごい反発を受けることになります。

当人だけでなく、子供たちのために設定したモバイルバンキングアプリを使えなくなるのではないかと心配した一般の人々が怒りの声を上げたのです。
ネットの設定ができないお年寄りや、企業が仕事用に配布している携帯SIMを利用している方など、行口座名とSIMカード登録者名が異なるケースなど、想像するだけでも多くの人が影響を受ける対象となってしまいます。

当局はマネーロンダリングを防止するための措置だと説明に奔走しますが結果、苦情を受け、国家放送通信委員会事務局は最初の投稿を削除することになりました。

そして、今まで通りモバイルバンキングサービスは、誰でも利用できると述べています。

国家放送通信委員会事務局は、携帯電話ユーザーがSIMカード所有者の名前を変更するのをより便利にするための措置を見つけるために、近く通信事業者と会議を開くと述べています。

いや、ほんとアホですか?と言いたくなるようなお粗末な話なのですが、タイではしぼしば定期的にこのようなことが起こります。
まあ、簡単に巻き戻せるのが良いところでもあるのですが…。
(日本なら簡単に法律やルールを変えられない分、変えたら間違っていても簡単に修正できない)

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