飲酒運転中のセダンが検問突破を図り、警察官をはね重体に。逮捕されなきゃ犯罪じゃない？！

５月24日22時50分、チョンブリー県のドンフアロー道路に設置された検問所を突破しようとしたセダンにより、警察官が重傷を負ったという通報が入りました。

警察と救助隊は直ちに現場に到着し、重傷を負い意識を失った警官タナコーンを発見しました。
タナコーンさんは、警察の検問所から100メートル離れたところまで引きずられたと伝えられています。

白いセダンの運転手はタナサックと公表されており、運転席で酒に酔った状態で発見されています。
警察がアルコール検査を実施した結果、血中アルコール濃度が158ミリグラムを超えていました。

タナサック容疑者は現行犯逮捕となり、法的な手続きが進められています。

タイは、逮捕されなければ法を犯しても構わないという風潮が社会に浸透しています。
私もこれまでなんども、検問を突破しようとするバイクを目撃したことがあります。
突破されると警察も追いかけたりしないのが、なめられる原因かと思います。