あなたは信じる信じない? ラオスで発見されたという1000年前の仏像。タイ側「自作自演乙だろ?」と炎上。

2024年3月16日、チェンライ県チェンセーン地区のメコン川対岸(ラオス)で発見された大きな青銅製の仏像についての議論がタイで白熱しています。

ラオス側では、これは1000年以上前のスワナコムカム時代の寺院のものだと主張しています。

マハーサーラカーム大学のトン教授は、「これは古いものだと信じたいが500年くらい前のものだろう」と語ります。
それよりも教授は、このような議論を行う際のマナーに関して、警鐘を鳴らします。

「非常に挑発的な下品な言葉を用い、この件を論じる人がいます。このような言葉遣いは、不適切です。 同じタイ人として恥ずかしいと思います。 そして、ラオス人たちに謝罪したいと思います」

タイとラオスは隣人同士。
歴史的にも仲が悪いことで有名で、お互いの優劣をつけたがる傾向にあり、しばしば文化的な衝突が起こります。

こうなるとタイ人の言葉の乱れは激しく、筆舌に尽くしがたいものがありますので差し控えますが、ラオス側も負けてはいません。
これまでも明らかに後付けで作成したと思われる彫刻画を示し、「ムエタイはラオス発祥だ」など主張してきました。

今回の仏像も、長い間水につかっていたはずなのに青銅があまりに腐食していないなど不審な点が多くみられ、タイ側ではあまり信じている人はいない模様です。
おそらく、話題作りのためであろうと。

このような場合、「沈黙を守ることが一番だ」という意見もあります。
なぜなら国際問題に発展しかねないからです。

ブツがラオス側にある以上タイ側では調べようがないので、どの人の意見も個人の感想の域を超えることはありませんが、私も個人的な意見を述べさせて頂くのなら、まあ「ニセモン」ですな。

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