【スターバックス】個人用のカップ持参で10バーツ値引きキャンペーン。プラスチックごみ削減への取り組み。

アメリカ合衆国の世界的コーヒーチェーンであるスターバックスは、全国の店舗で個人用カップを使用するたびに10バーツの割引を提供し、顧客にプラスチック廃棄物の削減への協力を求めています。

同社マネージングディレクターのネドナパ氏は、このキャンペーンにより店舗でのパーソナルカップの使用量が2023年の200万個から、今年末までに300万個以上に増加するだろうと予想しています。

タイでは年間約200万トンのプラスチック廃棄物を排出していますが、再利用されたのはわずか50万トンでした。
天然資源・環境政策計画局によると、残りの150万トンはただ廃棄されており、そのほとんどはビニール袋、カップ、ストロー、発泡容器などの使い捨てプラスチックでした。

プラスチック廃棄物は、カメ、イルカ、クジラなどの海洋生物に有害な場合があるため、環境に直接影響を与えます。
一方、プラスチック廃棄物から発生するマイクロプラスチックにより魚介類が汚染され、人の健康に影響を与える可能性があると言われています。

「スターバックスは、一杯のコーヒーを通じて、パートナー、顧客、コミュニティ、コーヒー農家、そして地球に対して『約束を守る』ことに専念しています」とネドナパ氏は語っています。

それに対し、タイ政府は何か対処しているのでしょうか。
そもそも、タイの屋台ででる持ち帰り用の山のようなプラスティック容器を規制しなければ、ほとんど何も効果がないかと。

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