銃社会のタイでは泥棒も命がけです。サタヒップの住宅に忍び込んだ泥棒を、居住者が銃撃。共犯者は逃亡。

日本ならコソ泥程度で命が失われると考える泥棒はいないかと思いますが、銃社会のタイでは泥棒も命がけです。

3月22日未明、サタヒップにある住宅に入った泥棒が、銃撃されました。
サッタヒープ警察は、午前6時30分にチョンブリー県サタヒップにある、一戸建て住宅で発生した強盗事件の通報をうけました。

現場に到着した警察官は、強盗犯とみられる44歳の負傷した容疑者を家の中で発見しました。
犯人は2階で発見され、左腕に銃創がありました。

救助隊員らは容疑者を治療し、病院へと搬送しました。

泥棒の被害にあった住宅所有者は、タイ海軍の二等狙撃手であるパタナサミット大佐(51)と特定され、事件当時自宅におり、容疑者を撃ったのは財産を守るためだったと主張しています。

パタナサミット氏は、今月7回も泥棒に自宅を狙われたと明かしています。
自宅で物音を聞いた同氏は、容疑者らと対峙し、容疑者らが彼に向かって突撃してきたため、身の危険を感じて一発発砲したと供述しています。
しかしもう一人の容疑者は、隣の森の方へ逃走してしまいました。

事件後、パタナサミット大佐は検査のためにSIG P320ピストルをサタヒップ警察に引き渡しました。
負傷した容疑者に対しては逮捕状が準備されており、関与したもう一人の容疑者の逮捕に向けて捜査が進められています。

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