タイ「報道の自由」ランキング106位。反君主制抗議活動の報道で記者ら2名が逮捕。チュラ大では抗議デモ。

タイの一部の人が許しても、世界が許さないかもしれません。

2月12日、プラチャータイの記者とフリーカメラマン1名が、王宮の外壁で反君主制の抗議活動について報道していたところ、王宮の外で逮捕されるという事件が勃発しました。
2人は保釈が認められず、別々の警察署で一夜を過ごすことになると報じられています。
2人は、古代記念物法と清潔法違反を幇助した罪で起訴されたとのことです。

プラチャータイドットコムの記者とフリーカメラマンが逮捕された事件について、報道の自由が侵害されたとプラチャータイ編集長のテラウィット氏は12日夜遅くに、カオソット紙に心境を述べました。

テラウィット氏は、「報道の自由の侵害を調査するために関連団体に告訴する可能性がある」と述べ、2人は無政府主義者や不敬罪に反対するメッセージを王宮の壁にスプレーペイントで描いた落書きデモ参加者の支持者として告発されていると付け加えています。

タイの東大とも言われるチュラロンコーン大学のコミュニケーション芸術学科の学生らは13日、ジャーナリスト2人が逮捕されたことに対する抗議活動を起こすとし、黒い服を着て参加するよう学生らに呼び掛けました。

議活動は12時30分に予定されており、不敬罪法または刑法第112条を意味する11分2秒間、抗議する予定とのことです。

ジャーナリスト2人は、王宮の壁にメッセージをスプレーペイントした王政改革の落書きデモ参加者を支援し、古代記念物法に違反した罪で起訴されています。

「報道の自由」ランキングでタイは106位に位置し、アフリカなどの国々よりもはるかに劣っています。
これでさらにランキングが下がることは必至で、欧米諸国からも文化的な国とはみなされなくなると思われます。

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