【涙腺爆発します】ウドンタニーで借金苦を理由に娘と心中も九死に一生。目覚めた娘にかけた一言に全泰が涙!

涙腺爆発案件です。
閲覧注意!

1月9日、ウドンタニー県ナヤード地区にある自宅で母親が4歳の娘と心中しようとしましたが、九死に一生を得ました。

寝室のベッド近くには、火がついたばかりの木炭火鉢がありました。
その隣には、少女の母親(38)が書いた4ページの遺書が書かれたノートも見つかっています。

その遺書には、詐欺にかかった母親が借金問題に悩まされていたことを綴っていました。
彼女は夫、家族、そして債権者に謝罪しました。

そして「私は子供たちを母親なしですごさせる勇気はありませんでした」
「子供たちが誰の負担にもなりたくなかったのです」と、続いていました。

警察は、娘がもがいて煙で意識を失い倒れているのを見て、母親が考えを変えたとみています。
彼女は子供を抱き上げ、急いで応急処置を施しました。
騒ぎを聞きつけた近所の人や親族が駆けつけ、娘はやがて目を覚まし九死に一生を得ました。

母親は娘を抱きしめて慰め、「魚を焼いてあげるからね」と言います。
この光景は、近所の人や親戚たちの心を動かしました。

 

家の隣に住む70歳の義母は、人々の叫び声が聞こえたので様子を見に行ったと語ります。
義母は、この母親が娘を生き返らせようとしているところを見つけました。
すぐに、娘は目を開けたと話しています。

義母は、息子(娘の父親)と嫁(娘の母親)が争っているところをこれまで見たことがないと語っています。
彼女は嫁がそのようなことを考えていたということにショックを受けましたが、考えを変えて娘を救ったことに感謝しました。
今後はこのようなことがないよう一層気をつけていきたいと述べています。

その後、少女の父親である41歳の男性が帰宅し、遺書を読んみました。
そして彼は泣き始めたと言います。

タイでは近年、借金問題で心中を図り、その結果、子供が死亡する同様の事件が複数件発生しています。

セター首相は、昨年このような借金を抱えるケースの相談窓口を用意するよう指示をしたと言っていましたが、ようするになんの機能も果たせてないようです。
少子超高齢化が叫ばれる中、子供を生め生め政策を推し進めようとしている公衆衛生大臣のチョラナーン氏ですが、その前に今いる子供をきちんと育てられるような環境を整備する方が急務です。

タイの子供たちは、常に命の危険にさらされながら過ごさなければなりません。

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