ナショナルフラッグキャリアであるタイ国際航空が、2024年から採用の新たな女性客室乗務員用の制服を公開。

10月25日タイ国際航空（THAI）は、女性客室乗務員の新たな制服を発表しました。
この制服は 2024年１月１日より採用となります。

「From Purple to Purpose（紫から目的へ）」というコンセプトの下、60年以上にわたって優雅さを象徴してきたタイの伝統的な＜タイルアントン＞の制服は、リサイクル素材とタイシルクのミックスでサスティナブルさをアピールしています。

「当社は【ゼロ・ウェイスト・リビング】アプローチを通じて、2050年までに純排出量ゼロの達成に向けて努力する中で、「飛行機から地球へ」、「廃棄物から富へ」、「紫から目的へ」などのプロジェクトを誇りをもって推進します。」と同社最高責任者であるチャイ氏は述べています。

チャイ氏はさらに、循環経済を促進するため、航空会社は機内で使用したペットボトルをリサイクルして新しい制服を作る材料にし、70％のプラスチック繊維と30％の絹を使用すると説明します。

新しい制服は見た目の美しさを高めるだけでなく、実用性、メンテナンスの容易さ、安全基準の順守も保証すると付け加えます。

ナショナルフラッグキャリアである同社は、2024年末までに合計約2,100人の女性客室乗務員が新たな制服を着用することで変革を完了する予定です。

タイ国際航空は現在、毎日平均120便を運航しており、毎日600人から700人の女性客室乗務員が機内で働いています。

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