地方の闇はどこまで暴かれるのか?! ナコンパトムでの警察射殺パーティ事件で、警察官6名に逮捕状。

ナコンパトムの有力者の自宅で開かれたパーティで、警察官を殺害するために使用された銃が、警察署発行のものであったことが判明し、関係した警察官6人の逮捕状が請求されています。
6日水曜日の夜、警察官のシワコーン氏は、ナコンパトム県の有力者である「カムナン・ノック」ことプラウィン・チャンクライ氏が主催したパーティー中に射殺されました。

シワコーン氏は、ノック氏からの身内昇進の要求を固辞したため、腹いせに銃撃され死亡したと伝えられています。

銃撃犯はプラウィンの手下タナンチャイ容疑者とされており、金曜日にカンチャナブリーで逮捕直前に抵抗したため、射殺されています。

一方、プラウィン容疑者は、木曜午後遅くにナコンパトム警察に出頭しました。

土曜日、国家警察副長官の「ビッグジョーク」氏は、当日パーティに呼ばれた警察官25名全員と来賓を尋問のために召喚しました。

一方、法医学検査の結果、タナンチャイ容疑者がシワコーン容疑者を射殺するために使用した銃は、パーティーに出席していた警察官の一人が所有していた疑いがあることが判明しています。

捜査当局は、すべての証拠が収集されており、パーティーに参加していた数人に対する逮捕状を求めていると述べた。
その中には警察官4人もいると伝えられています。

身内の昇進を要請するようなことが、たまたま今回初めてとみるのは無理があり、常態化されていたとみるのが自然でしょう。
だとすると当然、内部である警察組織と地元有力者とは蜜月の間柄であったと考えられます。
もちろん、そのようなことはタイの場合、公然の事実だと言う方もいるかもしれません。

問題は今回の件で、どこまでが明るみにされるのか、またされて行くのかが「見もの」ということでしょうか。

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