全てシナリオ通り?! タクシン氏、国王恩赦の嘆願書をすでに提出。ウィサヌ副首相が審議中だと明かす。

有罪判決で8年の刑期を受けたにもかからわらず、一日も刑務所に行くことはなくVIP病院で過ごしているタクシン元首相ですが、すでに国王への恩赦を求める嘆願書を提出していることをウィサヌ副首相は本日、明らかにしました。

ウィサヌ氏は、国王恩赦の要件が今の政権で扱われるか次の政権で扱われるかは分からないと付け加えています。

一方8月28日タイパクディー党は、タクシン氏による国王恩赦に反対する請願書を矯正局長官に提出しています。

タイパクディー党の財務責任者、アナンド氏は、タクシン氏は汚職で4件の有罪判決を受けており、国の統治と評判に重大な損害を与えており、許すべきではないと主張しています。

タクシン氏は、国外逃亡することで長期間処罰を逃れており、国の司法制度を尊重していないことを明らかに示している。
したがって、タクシン氏の国王恩赦の請願は国王を「悩ませる」ことになるだろうとアナンド氏は主張しています。

同氏は、タクシン氏のようなやり方が認められれば、国内の法的・社会的不平等は崩壊することになると強調しています。
またタイという国は、「刑務所は貧しい人々がいくためのもの」という観念を植え付けるであろうとも語ります。

さらに同党は、タクシン氏に対する2つの容疑が法廷で係争中であるため、恩赦を求める前にこれらの容疑で裁判を受ける必要があると指摘しています。

さて、正論が勝つか、お金持ちが勝つか。
あなたはどう思いますか?

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