タイの大手スーパーマーケット「BIG C」が、石灰石を主原料とする「LIMEX Pellet」の買い物カゴを採用
- 2023/8/24
- 企業PR
タイ全土に広がる 1,640を超える店舗で、8月末より順次使用開始
炭酸カルシウムなどの無機物を50%以上含むLIMEXを使用した新しい買い物カゴは、従来のポリプロピレン(PP)製の買い物カゴと同等の機能性と耐久性を維持しながらも、プラスチック使用量を削減することに成功しました。この切り替えは、プラスチック使用量を削減し、廃棄物を最小限に抑え、環境に配慮した事業活動を推進する、BJCのサステナブルイニシアチブの一環として実施されました。BIG Cは小売業界のリーディングカンパニーとして、地球環境に考慮した素材への切り替えなどを率先して実行することにより、業界内で同様の動きが活性化することを目指しています。
今後もTBMはBJCと連携し、小売業界に留まらず、様々な業界におけるLIMEXの活用を検討し、タイ市場におけるLIMEXの拡販を推進して参ります。
*本製品は製品全体で炭酸カルシウムなどの無機物を50%以上含むLIMEX製品には該当しません。
■ LIMEX Pellet(射出成形グレード)の特徴
1. 石油由来プラスチックと温室効果ガス排出量の削減
LIMEX Pelletを使用した製品は、ポリプロピレン(PP)やポリエチレン(PE)、ABSなどと比較し、石油由来プラスチックの使用量や温室効果ガス排出量の削減を見込めます。
2. 既存の成形機で成形可能
既存の成型機や金型を活用することができるため、初期投資費用を抑え、スピーディーに環境配慮製品を成形することが可能です。
3. 高級感のあるマットな質感
LIMEX Pelletは主原料が石灰石であるため、LIMEX製射出成型品はマットで高級感のある質感が特長です。
■ LIMEX(ライメックス)とは
LIMEXは、炭酸カルシウムなどの無機物を50%以上(重量比)含む、無機フィラー分散系の複合素材です※。主原料が石灰石であるため、プラスチックや紙の代替製品を製造する際に使用する石油や水や森林資源など、資源の保全に貢献することができます。その環境性能については、製品の原材料調達から生産、流通、使用、廃棄に至るまでの製品のライフサイクルにおける環境影響を科学的に分析するライフサイクルアセスメント(LCA)という手法を用いて算定し、素材開発に活用しています。すでに10,000以上(事業所数含む)の企業や自治体等にて採用されており、世界40カ国以上で特許を取得、COPやG20などの国際会議で紹介される他、日本の優れた技術として、UNIDO(国際連合工業開発機関)のサステナブル技術普及プラットフォーム「STePP」 に登録されています。
※一般社団法人日本規格協会が発行するJSA規格では「無機成分を主成分とする無機・有機複合マテリアル(JSA-S1008)」と定義されています。
■ 株式会社TBM
代表者 :山﨑 敦義
所在地 :東京都千代田区有楽町1-2-2 15F
設立年 :2011年8月
資本金 :236億2,993万円(資本準備金含む)
事業内容:環境配慮型の素材開発及び製品の製造、販売、資源循環を促進する事業等
URL :https://tb-m.com/
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2013年 経済産業省のイノベーション拠点立地推進事業「先端技術実証・評価設備整備費等補助金」に採択
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2014年 国内特許を取得し、現在、日中米欧を含む40カ国以上で登録。その他100件以上の特許出願を実施
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2015年 宮城県白石市に第一プラントを建設(LIMEX生産容量:6,000トン/年)
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2015年 経済産業省の「津波・原子力災害被災地域雇用創出企業立地補助金」に採択
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2016年 米国シリコンバレーの「Plug and Play」で初の 『世の中に最も社会的影響を与える企業ソーシャルインパクトアワード』を受賞
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2018年 COP24(第24回国連気候変動枠組条約締約国会議)に日本政府代表団として参加
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2019年 「G20イノベーション展」に出展。G20大阪サミット2019の会場運営品としてLIMEX製品が採用
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2019年 中国・河南省、モンゴルでのLIMEX事業化に向けた基本合意を締結
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2020年 使用済みプラスチック等の再生材料を50%以上含む素材「CirculeX(サーキュレックス)」を発表
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2020年 BtoC 向けの EC 事業「ZAIMA(ザイマ)」を開始
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2020年 宮城県多賀城市に第二プラントを建設(LIMEX生産容量:23,000トン/年)
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2021年 韓国財閥のSKグループと135億円の資本業務提携を合意
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2021年 自社製造拠点で使用する全電力を実質100%再生可能エネルギーへ転換
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2022年 資源循環コーディネートサービス「MaaR(マール)」を開始
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2022年 科学的根拠に基づく目標(SBT)認定を取得
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2022年 Amazonが設立した「The Climate Pledge」に署名
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2022年 温室効果ガス排出量を可視化するサービス「ScopeX(スコープエックス)」を開始
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2022年 神奈川県横須賀市にLIMEXとプラスチックのリサイクル工場を建設(処理能力:40,000トン/年)
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2022年 CDPの「気候変動」と「水セキュリティ」に関する調査で「B」認定を獲得
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2023年 G7長野県軽井沢外務大臣会合に出展。G7広島サミットの公式記念品にLIMEX製品が採用
*本リリースに記載された会社名および商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
*本リリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。