パタヤビーチでSNSのライブ放送を行っていた韓国人が、タイ人から暴行を受ける。盗撮はタイでは違法?合法?

日本では、ようやく「盗撮」取り締まり新法なるものが施行されましたが、タイはまだまだ「盗撮」天国です。
しかしながら、こういったケースもありますのでご注意を…。

パタヤビーチ近くでSNSのライブ配信していた韓国人に盗撮されたと怒りを示し、暴力を振るったタイ人男性に罰金刑が科せられました。
加害者は、被害者が撮影を止めるのを拒否したため被害者を殴ったと主張しています。

7月28日、その事件の様子は24秒のビデオクリップにも残っていました。
動画には、タイ人男性2名が韓国人男性1名が口論し、そのうちのタイ人1名が韓国人男性の顔を殴り、出血する様子が映っていました。

撮影をやめるよう求めた際、韓国人男性は拒否して中指を立て、口論に発展した伝えられています。

警察の取り調べでこの韓国人男性(36歳)は、パタヤビーチで夜景の様子をYouTubeでライブ配信していたところ、ビーチで酒を飲んでいるタイ人男性のグループを誤って録画してしまったと供述しています。

タイ人男性らは撮影されていると感じて動揺し、リーさんにライブ配信をやめるよう怒鳴りました。
タイ人男性の態度に不満を抱いた韓国人男性は、彼らに向かって中指を立て、彼らに向かって歩いて対峙しました。
これが喧嘩に発展し、タイ人男性が韓国人リーさんの顔を2回殴り、鼻血がでたとのことです。

タイ人男性は、他人への暴行罪で起訴されました。

その後、当事者である韓国人男性とタイ人は、パタヤ警察署に呼び出され、そこで平和的な解決に達しました。
タイ人男性には1,000バーツの罰金が科せられ韓国人男性に謝罪し、韓国人男性はタイ人男性の顔が映った動画を削除することに同意し解決となりました。
彼は罰金を支払った後、釈放されています。

しかし韓国人男性もまた、自発的に喧嘩をあおったり公共で迷惑行為をしたとして、1,000バーツの罰金を科せられました。

パタヤ警察では、ビーチなど公共の場での動画撮影をすること自体は違法ではないが、ライブ配信では誰かを傷つるようなことがないよう他人に配慮する必要があると指摘しています。

なんの気ない動画だと主張しても、映ること自体嫌悪感を感じる人もいますので、もしその人を怒らせた時点で違法となる可能性もあります。
タイの公共の場で、youtubeライブ放送…、やるべきかやらざるべきか、よーくかんがえよう!

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