タイ・モンクット王工科大学、自国産のS級ラグジュアリー列車のプロトタイプを公開。

世界の鉄っちゃんも歓喜!

モンクット王工科大学ラークラバン校は、「Beyond Horizo​​n」という名称でタイ人が設計し、製造したアセアンで最もラグジュアリーな旅客列車のプロトタイプを公開しました。

この列車は、9月にタイ国鉄(SRT)に納入される予定です。

このプロジェクトは、競争力プログラム管理ユニット(PUMC)と国立高等教育科学研究イノベーション政策評議会事務局によって開発されました。

モンクット王工科大学ラークラバン校の研究者は、PMUC からの資金提供を受けて、シノージェン・ピンチペッチ合弁事業および SRT と協力しこのプロジェクトを進めました。

このプロジェクトは、運輸省の「タイファースト」政策と、特に鉄道プロジェクトにおける国産製品の促進を目指す政府の取り組みに合わせて、タイで利用可能な基礎技術の統合に焦点を当てた結晶ともいえます。

プロジェクトチームはジェット機や高速列車のビジネスクラスの座席からインスピレーションを得て、列車全体をデザインしました。
プロトタイプには、超高級シート8席と高級席17席を含む25席が備わっています。
各座席には個人用エンターテイメント スクリーンと、食事サービス用のロボット ウェイターが搭載されています。
列車には、障害のある乗客に対応する設備も備えています。

さらに、スペースフレームモジュラーコンセプトの使用により列車の重量が軽減され、最高時速120キロメートルの速度に達することができます。

近隣諸国のミャンマー、ベトナム、マレーシアには自国で機関車を製造する能力があるが、タイは依然として輸入に依存しているとプロジェクト委員会のウィーラサック氏は述べています。

人のふんどしで相撲を取ることには非常に長けた国ですが、(これも一つの特技です)その結果、自国のさまざまな分野での人材育成は周辺諸国にすら劣ってしまったのかもしれません。

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