オンラインギャンブルの「PR」をしたとして、タイのインフルエンサーが多数逮捕。偽装=案件=にご注意を!

サイバー犯罪捜査局は、オンラインギャンブルのPRを行ったインフルエンサーの訴追を進めています。

7月27日、ツイッターに110万人のフォロワーを持つ「モッドオーイ」(มดออย)としても知られるパンナライ・カムメさんが、取り調べのために警察に召喚されました。
彼女は、ソーシャルメディアへの公開投稿を通じて、人々をオンラインギャンブルに勧誘したとして告発されました。

「モッドオーイ」とそのボーイフレンドは、2023年7月27日に尋問のため警察に呼び出されました。
その場で彼女は、ラインメッセンジャーを通じて、オンラインギャンブルへと誘うコンテンツを投稿したことを認めました。

彼女は投降ごとに700バーツの報酬を受け取り、今年2月以来月に約2万バーツを受け取っていたと話します。
支払いは銀行口座を介した取引きではなく、さまざまな場所で現金で行われました。

彼女はこの事件について、ファンクラブに謝罪しました。

サイバー犯罪警察は、他にも7人のインフルエンサーに対して刑事告発を行ったと述べます。
中には、懲役2ヶ月の判決を受けた者もいました。

警察は他のインフルエンサーに対して、オンラインギャンブルウェブサイトからの広告の受け入れをやめるよう警告しています。

実は本誌にも似たような広告の話しがきました。
最初は、オンラインゲームの広告を載せたいというものでしたが、色々お話しを進めていく過程でそれがオンラインギャンブルに繋がる部分も含まれていることが判明し、お断りさせて頂きました。
「モッドオーイ」の場合は、確信犯的に勧誘が行われていたので言い訳のしようがありませんが、本誌のケースのようにオンラインギャンブルへのリンクがあることを知らずに取り扱ってしまうケースもあるかもしれません。
想定される怪しい広告としては、ゲーム、オンライン関連、仮想通貨、情報商材あたりでしょうか。

もしあなたがある程度の影響力がある方なら、この手のお話しが来た際は、中身を十分に精査してから扱った方がよろしいかと思います。
ただの徒労に終わるだけでなく、犯罪者のレッテルが張られる可能性を秘めています。

 

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