500世帯の住人が「アシュトンアソーク」から追い出される?!タイ最高裁の判決により建設許可の取り消しに。

永い闘いの一つの結論がでました。

タイ最高行政裁判所は7月27日、バンコク中心部アソークにある「アシュトン・アソーク」高級コンドミニアムプロジェクトの建設許可の取り消しを命じました。

裁判所は、このコンドミニアム計画によって収用した土地をアソーク通りの出入り口として使用することを許可したタイ高速交通局(Mass Rapid Transit Authority)の認可は=違法である=との判決を下しました。
なぜならこの土地は、ブルーライン建設の目的のために個人から収用したものであり、公益目的でのみ使用が許可されていりるものです。

タイの法律に​​よれば、アシュトンのような最小面積が 30,000 平方メートルの建物は、公道までのアクセスに幅員12メートル以上の道路の設置が必要となります。

2017年に完成した 50 階建てのアシュトン・アソークは、当初このアクセス道路の要件を満たしていなかったため、メトロポリタン高速交通機関 (MRT) からスペースに頼らざるを得ませんでした。
問題はそこにありました。
政府所有のMRTは、商業目的で民間企業に土地を貸すことができないのは常識中の常識です。

裁判所のこの最終判決は、2015年2月にワッタナー地区事務所から建設許可が発行された日に遡って適用されます。

プロジェクトの所有者であるアナンダー・デベロップメントの不動産部門のプラサート最高経営責任者(CEO)は、同社は解決策を見つけるためにバンコク知事のチャチャート氏とMRTAの幹部らに相談すると述べています。

同氏は、同社が建設許可の付与を求めて都当局やタイ高速交通局を相手に訴訟を起こす可能性があることをほのめかしています。

同氏は、同社がタイ高速交通局の土地使用料を支払い、パークアンドライド駐車場を建設したと述ベています。

プラサート氏によると、このコンドミニアムには現在580世帯が住んでおり、そのほとんどが4年以上住んでいるといいます。

この訴訟は2016年に反地球温暖化協会事務局長のスリスワン氏の連続請願によって中央行政裁判所に提起され、開発業者を公有地への侵入と環境規制法違反で告発しました。
同氏はまた、ワッタナー地区の地区最高責任者や他の地区職員が開発業者に建設許可を不法に発行しているとして非難しています。

全783室あるこのコンドミニアムですが、そのうち580世帯も常時、人が住んでいると思えませんが、そもそも無茶苦茶な手法で建築許可ととって、違憲判決がでるとバンコク知事を訴訟をちらつかせ脅すとか、まるで日本の〇〇〇みたいなデべですね。

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